イボができる理由

いつの間にかできてしまったイボが気になっているという方はいらっしゃるでしょうか。目立たない場所にできている場合は、皮膚科に行かず放置する方もいらっしゃると思います。しかし、万が一目立つ場所にできてしまうと人目が気になりますし、悪性だと分かれば早めの除去が必要です。どのようにしてイボができるのかを知っておくことで、予防に繋げることができます。

イボができる原因はウイルス!?

イボは「ヒトパピローマウイルス」というウイルスに感染することで発生します。別名で「ヒト乳頭腫ウイルス」とも呼ばれるもので、皮膚の小さな傷から入り込み感染します。

ウイルスと聞くと怖い印象が強いですが、100種類以上もあると言われているこのウイルスはそのほとんどが自然治癒する良性のものです。ただ、ウイルスである以上はどのイボも他のヒトに感染する可能性があり、中には悪性のものもあるため、できるだけ皮膚科での治療が必要です。

比較的多い感染経路

非常に種類が多いため、どこから感染したのか調べることは非常に難しくなっています。ただ、銭湯やプールなど肌を露出している場所で接触したり、家族で同じタオルやマットを共用したりすることで、感染しやすくなります。人が大勢いる場所では、誰が感染しているのか分からないため、防ぐことは難しいですが、家族の中の誰かが感染している場合はタオルなどを共用しないことを心がけましょう。また、自身にイボがある場合は他の人に感染させてしまう恐れがありますので、治療が終わるまでは銭湯やプールなどの施設を利用は控えてください。

健康な身体ならウイルスは感染しない

ウイルスなら防ぎようがないと考える方もいらっしゃると思いますが、イボのウイルスは意外と感染しづらい種類に分類されています。身体の免疫機能が正常に働いていれば、皮膚の内部に侵入してもしっかりと排除してくれます。

しかし、体調を崩している時など、身体の免疫機能が低下していると、小さな傷口などから進入したウイルスによって、イボができてしまいます。

一度感染すると増殖し、完治しにくくなってしまうので、普段から免疫力を高める生活を送ることが大切です。運動をしたり栄養バランスの整った食事を取り入れたりするなどして、工夫していきましょう。

東京にある当院では、湿疹やアトピー、イボ、みずむしなどの治療を行っています。また、一般的な皮膚科治療に加えて、ほくろやしみ、ニキビ跡など美容治療にも対応しています。皮膚に関することでしたら、幅広く治療を行っていますので、お気軽にご利用ください。

イボの種類

尋常性疣贅

イボの中で最も多いウイルス性疣贅(イボ)で手のひらや足底に発症がよく見られます。盛り上がりがあまり無く表面がざらざらしているのが特徴です。糸状疣贅やモザイク疣贅も尋常性疣贅に含まれます。 糸状疣贅は、特に顔や首に発症しやすく、細長い突起を作ります。 いくつかのイボが融合して敷石状になったのがモザイク疣贅です。

老人性疣贅(脂漏性角化症)

中高年の方の特に顔にできる茶色や黒色の盛り上がったイボです。老人性イボとも呼ばれています。主な原因は紫外線によるもので、60歳を過ぎた多くの方に発症が見られます。特に顔やこめかみにイボができやすく、また胸元など直射日光を浴びやすい場所にもイボが発生しやすいです。炭酸ガスレーザーによる治療が効果的です。

アクロコルドン(首イボ、脇イボ、胸イボ)

顔や脇など摩擦が起こりやすい場所にできる突起状のイボです。30歳以降から発症がみられ、次第にイボの数が増えていくことが多いです。 美容面からも、炭酸ガスレーザーによる治療が効果的です。

青年扁平疣贅

平べったいイボが特徴で、おもにおでこや手の甲に発症が多くみられます。

色素性疣贅

黒っぽい色素沈着を伴ったイボで、別名黒イボとも呼ばれています。

ミルメシア

手のひらや足裏に発生しやすく、固く盛り上がっていて、イボの中心がくぼんでいることが多いです。見た目が魚の目と似ているので勘違いされることが多いです。

点状疣贅

足の裏に小さくザラザラした白いイボがたくさんできます。

イボの4つの治療法

①液体窒素を用いた冷凍凝固術

液体窒素は、イボの治療法の中で最も一般的に用いられています。
週に1度、2か月間繰り返し治療を行います。
再発を繰り返すといった症例には、ほかの治療などを追加することも検討します。

②保険治療で手術による根治的切除

局所麻酔をかけて、メスを用いてイボを切除します。根治的切除のため、治りにくいイボなどに対して行う治療法です。
治療中は、麻酔で痛みを感じることはありませんが、手のひらや足裏は局所麻酔自体が痛みを感じやすいです。

③サージトロンによる治療

サージトロンは、ラジオ波というお特殊な波長の高周波でイボやほくろを除去する治療機器です。
炭酸ガスや電気メスと比べて、熱ダメージがほかの皮膚組織に影響することがなく傷跡を最小限に抑えることができます。

④補助的治療

イボに効果的な外用薬や漢方の内服で治療を行います。

サージトロンによる治療 症例

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